以前、旅行ガイド本を取り上げましたが、前回紹介していない洋書の旅行ガイド本で面白いものが出ていたので紹介します。
Monocle Travel Guides
モノクルトラベルガイドシリーズは今のところ、ニューヨーク、ロンドン、東京の3都市分が発行されています。Monocleは元々「Wallpaper*」を創刊人のタイラー・ブリュレ氏が新しい視点でスタートさせた雑誌です。タイラー・ブリュレ氏がジェット・セッターでもあるので、旅行に関する記事も多くのっています。そんなモノクルがつくったトラベルガイドが面白く無いはずがありません。東京のガイドを見ると、自分も知らなかった東京を発見できます。
日本の旅行ガイド本は多かれ少なかれ広告主の意向が入ってしまいますが、この本ではそういったことがなく、編集部がいきたいところを真面目に選んだという印象を受けました。こういう旅行ガイド本を見ていると東京ですらまだまだ観るべき場所はたくさんあることに気付かされます。
インターネットの登場で旅行先の情報は何でも手に入るようになりましたが、その反面情報が多すぎて何を取得すればいいのかわからなくなっています。そういう時に信頼できる編集者がまとめてくれた情報ほど使えるものはないですね。
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