旅行の持ち物で気になるのが、機内持ち込み可能手荷物の制限です。
特にLCC(ローコストキャリア)で旅行する際は、荷物に関してはかなり厳しくみられますので、事前にしっかりと容量やサイズをチェックした上でパッキングしておきたいですね。当たり前ですが、容量を超えた分についてはしっかり超過料金が請求されます。
各航空会社の機内持ち込み可能手荷物の容量とサイズを調べてみました。(2019年8月1日更新)
JALとANAの機内持ち込み手荷物
航空会社名 | 3辺の合計 | 重量 | サイズ |
---|---|---|---|
JAL(日本航空) | 115cm | 10kg | 幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内 ※100席以下の国内線は、3辺の合計が100cm以内(幅45cm×高さ35cm×奥行20cm以内) 【国内線の機内持ち込み荷物について】 |
ANA(全日空) | 115cm | 10kg | 幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内 ※100席以下の国内線は、3辺の合計が100cm以内(幅45cm×高さ35cm×奥行20cm以内) 【国内線の機内持ち込み荷物について】 |
完全に横路並びです。ここで差をつけてもしょうがないですからね。
国内の他の航空会社
国内の他の航空会社はちょっと容量に差があります。特にLCCは気にする必要がありますね。
航空会社名 | 3辺の合計 | 重量 | サイズ |
---|---|---|---|
ジェットスタージャパン | 115cm | 7kg | 幅36cm×高さ56cm×奥行23cm以内 ビジネスなら14kgまでOK |
ピーチ | 115cm | 7kg | 55㎝×40㎝×25cm以内 手荷物と身の回りのもの2つまで合わせて7kg以内 |
バニラエア | 115cm | 7kg | 55cmX40cmX25cm以内 + 手荷物1個 ※鳴かない、臭わない、逃げ出さない昆虫類(きちんとした入れ物に入っていること、個人の趣味を目的とするもの)は持ち込めるみたい |
スカイマーク | 115cm | 10kg | 55×40×25cm以内 |
スターフライヤー | 115cm | 10kg | 55cm×40cm×25cm以内 |
AIRDO | 115cm | 10kg | 55cm×40cm×25cm以内 |
バニラエアの昆虫の持ち込み制限は正直ちょっとウケました。国内のLCCでは7kgまでOKというところが結構多いですね。
日本就航のLCCの機内持ち込み制限
まず、日本へ就航しているLCCがかなり多いことに驚きました。さすがにLCCは各社まちまちの設定です。
航空会社名 | 3辺の合計 | 重量 | サイズ |
---|---|---|---|
春秋航空 | 100cm | 7kg | 幅56cm×高さ36cm×奥行23cm |
エア・アジア | 115cm | 7kg | 56cm×36cm×23cm以内 |
スクート | 115cm | 10kg | 54cm×38cm×23cm |
香港エクスプレス航空 | 115cm | 7kg | 56x36x23 cm |
セブ・パシフィック | 115cm | 7kg | 56cm×36cm×23cm |
チェジュ航空 | 115cm | 10kg | 横 55cm、縦 40cm、高さ 20cm以内 |
ティーウェイ航空 | 115cm | 10kg | 横 55cm、縦 40cm、高さ 20cm |
イースター航空 | 115cm | 7kg | |
エアプサン | 115cm | 10kg | 40cm(幅)、55cm(長さ)、23cm(高さ) |
海外のLCCも、7kgまでのところが多く、多くても10kg以内に制限されています。
日本就航航空会社の機内持ち込み手荷物リンク
日本就航の海外大手航空会社の機内持ち込み手荷物に関しては、下記のリンク集を参考にしてください。
中国・韓国・台湾の航空会社
東南アジアの航空会社
中東の航空会社
オセアニアの航空会社
アメリカ・カナダの航空会社
ヨーロッパの航空会社
機内に持ち込みできないもの
容量は満たしていてもそもそも機内に持ち込めないものがあるので、それらは持っていっちゃダメです。危険物と呼ばれるものは機内持ち込みも預け入れもできないので、家に置いて行きましょう。
機内持ち込み・預け入れできない危険物
- 引火性・毒性ガスを使用したスプレー
- キャンプ用ガス/カセットガス・スポーツ用酸素缶・
- 液体物
- ペイント類・漂白剤・毒物
- バッテリー
- リチウム金属電池・リチウムイオン電池・液体バッテリー
- 発熱するもの
- ヘアアイロン・水中ライト※電池が取り外せるものを除く
- 火薬を使用したもの
- 花火/クラッカー、弾薬
- ライター、燃料オイル
- マッチ・ライター類・ライター用燃料 ※ライターについては下記参照
制限のある手荷物(機内持ち込みできないもの)
機内持ち込みはできないですが、預け入れることで飛行機には乗ることができます。ただ、手続き等面倒なので、持っていかないのが無難です。
- ナイフ/ハサミ類
- ハサミ・工具・ナイフ類は種類にかかわらず一切禁止
- 先の尖ったもの/バット類
- アイススケート靴・バット・ゴルフクラブ(ウッド・アイアン・パター全て1本から)など凶器となると判断されるもの
- 凶器類似品
- モデルガンなど鉄砲の形をしたもの
迷った際は国交省のサイトで詳細をみることができるので、そちらをチェックしてください。
これって機内持ち込みできるの?
- ライター
- 使い捨てのガスライターは1個だけ身につけて機内持ち込みができます。オイルライターとかターボライターはだめです。預け入れ荷物に入れていると空港で取り出されますので、くれぐれも入れないように気をつけて下さい。国によっては機内に持ち込めないところがあるので、注意が必要です。例えば、中国(香港を除く)、インド、フィリンピン、ベトナム、ミャンマーを出発する全便において航空機へのマッチ・ライターの持ち込みは全面禁止されていたりします。
- カミソリ
- 国交省の危険物リストでは、機内持ち込み不可となっていますが、例外として、T字型カミソリや化粧用の小さな(眉毛用)カミソリは持ち込み可能となっています。電動シェーバーも持ち込み可能です。
- ヘアスプレー
- ヘアスプレー類は容量が決まっていますが、持ち込み可能です。
- モバイルバッテリー
- 機内持ち込みが必須です。モバイルバッテリーを持っている人は多いと思いますが、こちらは預け入れ荷物に入れておくことができません。モバイルバッテリーは機内に持ち込むようにしましょう。
国際線の機内持ち込み液体物について
2007年3月1日から液体物の機内持ち込みについて、制限が設けられています。これは液体物(ジェル及びエアゾールを含む)を手荷物として客室内に持ち込む際の制限なので、受託手荷物には適用されません。
液体物の機内持ち込みルール
- 100ミリリットル以下の容器にいれる
- それらの容器をジッパー付の容量 1リットル以下の透明プラスチック製の袋に余裕をもって入れる
- プラスチック製の袋は1人1つのみ
上記の制限適用除外は、医薬品、ベビーミルク/ベビーフード、特別な制限食等が該当します。機内で必要な量に限り適用除外となり、申告が必要です。医薬品については、処方箋の写し、薬袋、医師の診断書等が必要となります。
※本記事の内容は2019年8月1日執筆時点での内容となります。航空会社の内容変更や法律の改正等で持ち込み荷物が変更になることがあります。お出かけの際はくれぐれも搭乗予定の航空会社のオフィシャルサイトで最新情報を入手するようにしてください。
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